Saturday, November 14, 2009

petit 休憩


来週からちょっとの間日本へ...。
petitメル日記もpetit 休憩。

また来年、沢山お土産話を持って帰ってくるからね。
お楽しみに...。

Enjoy the wonderful Aussie summer and your holidays!
See you next year...

Matane ♪

chi

Thursday, November 12, 2009

DOMAINE CHANDON


待ちに待っていた、Silvermist Studio
ティムさんから連絡が入る。
オーダーしていたジュエリーがようやく完成。

早速ジュエリーをピックアップしに
週末、早起きしてHealesville へ。
ずっと、ずーっと楽しみにしていたジュエリー達。
でも実は、今見られるのは相手のジュエリーだけ。
自分のものは、サイズチェックだけして、当日までのお楽しみ…。

一目みたくてウズウズする気持ちを抑えて
相手のジュエリーがどんな出来か、お互いに報告し合う。
私のは、どうやら予想以上に可愛いみたい…。
ますます箱をパカッと開きたくなってきた。
でもここで誘惑に負けてしまうと
折角の計画が 台無しになってしまうから
もうちょっとガマンしなきゃ…。

帰り道、素敵なワイナリー、DOMAINE CHANDON へ立ち寄って
新緑の鮮やかな一面のブドウ畑を眺めながら、ランチをした。
綺麗な色の美味しいスパークリングワインと、新鮮な海の幸で
お腹も心も程よく満たされ、幸せな気分になる。
このDOMAINE CHANDON のスパークリングワインも
もうすぐスペシャルなシーンに登場予定。

日本に一時帰国するまであと4日…。
大切な日まであと12日…。

chi

Max Brenner


オーストラリア発のチョコレートバー
Max Brenner


カフェではチョコの甘い香りに包まれながら
チョコ尽くしのティータイムが楽しめる。
手で包み込むように持つ卵形のカップが
とっても可愛くて、お洒落で私のお気に入り。

まだ寒さが残る、ある週末
日本の親戚へのお土産を買いにMax Brenner へ。

ガラスケースの中に並べられた
チョコ、チョコ、チョコ…。
まるでジュエリーを眺めているみたい。

危ない危ない...
誘惑に負けて、もう少しで自分の分まで買いそうになっちゃった。

暑くなる前に、お土産を全て日本へ送っておいて大正解!
今週は春を飛び越えて、連日30度以上…
お陰で家の中は蒸し風呂状態。
青い青い空に、ギラギラの太陽。
これぞオーストラリアっていう夏の天気。
この暑さ、しばらくチョコレートはお預けだなぁ…。

chi

Wednesday, November 11, 2009

Alannah Hill


メルボルンブランドの Alannah Hill
大好きなお店で、素敵なショーウィンドウには、いつも釘付けになる。
いつか映画で観た、マリーアントワネットの世界を思わせる
レースやリボン 、スパンコールやビーズをふんだんに使った
フェミニンなドレスや小物がたくさん見つかる girly なショップ。

なかなか気軽にお買い物出来るお店ではないから
普段はお店のディスプレイを眺めて満足。
でも今日はちょっと頑張って、Alannah Hill で念願のお買い物。

今まであまり着たことの無い色を選んでみると
ちょっと違った自分になれた気がして
世界が広がった感じ。

家に帰って、新しい服を袋の中から取り出して
鏡の前に立って
petit ファッションショー。
この時ほど、鏡を見るのが楽しい時間は
ちょっと他には思いつかない気がする。

chi

Tuesday, November 10, 2009

picnic



10月の良く晴れた週末
National Rhododendron Gardens までドライブして
ピクニックを楽しんだ。

桜の時期を逃してしまったのは残念だったけれど
さつきが満開でとっても綺麗。

マーケットで調達した、新鮮野菜のサラダに焼き立てのパン
そして色んな種類のディップを添えて、青空の下でのお昼ご飯。
街中では味わえない、美味しい空気も一緒にいただく、楽しい一時。

お腹が落ち着いた後は…
柔らかい芝生の上で、バトミントンや
BOULE(フランスのボールゲーム)で対決したり
家の近所で摘んで行った、野バラで花冠を作って
お姫様の気分になってみたり…。
久し振りに、チビッコみたいに
いっぱいはしゃいでいっぱい笑った。

自然に触れると、人は幼い頃の自分を思い出すみたい。
自然の力って不思議…。

chi

Monday, November 9, 2009

有機野菜



毎週月曜日にMiss Organic から届く、有機野菜や果物。
箱を開けると、土の香りがぷ~んと広がる。
昔、おばあちゃんの家の畑でかいだ香りとおんなじ。

てんとう虫や青虫、クモや蟻…
そんな虫達も一緒に野菜にくっついて来て
野菜を洗っていると、「こんにちは」って顔を覗かせる。
野菜が新鮮で安全で、そして美味しい証拠。
始めはどうしたものかと、虫を発見する度に身が縮まっていたけれど
最近は、ほいっとつまんでベランダから逃がしてやる。

体に安全な食べ物を、こうして虫達に教えてもらっているなんて…
私達の生命力は、こんな小さな命にも劣るのかもしれない。

chi

Tuesday, October 27, 2009

ダリ展


9月の最後の週末にダリ展へ。
シュールな世界観で有名なサルバドール・ダリ、なるほど…
沢山の不思議な絵が私達を待っていた。

あのダリのギョロっとした目の前に広がっているのは
私の目から見えている世界とは、ちょっと違っているのかしら。
一体全体、どんな世界なんだろう。

でも、ダリの描くガラ(ダリの妻)はどの絵を観ても
柔らかくて穏やかで、気持ちが落ち着いてくる気がする。

ダリにとって、ガラは心のオアシスだったのかな…
優しいガラの顔や後姿を眺めながら、そんな風に思った。

chi

Monday, September 21, 2009

Simple is the best ♪


Healesville で立ち寄ったレストラン
その一角に見つけたパン屋さん。

紙袋の中に自分の好きなパンをポンと入れて
袋の口をクルクルっと折り込んで
レジでは自己申告。
「ライ麦パンひとつ♪」

フレンドリーなレジのお兄さんは中身を確かめもしないで
「じゃあ5ドルね♪」

お金を渡して、お釣りをもらって
「今日は曇ってるけどでも暖かいよね♪」
「うん、風が強いけどね♪」
なんて petit世間話をして

「ありがとう、ドライブ楽しんでね♪」
「はぁーい、ありがとう♪」
っていう感じでレジを離れる。

こういうシンプルで、ちょっと雑な感じで
でも温かみのある雰囲気が
何ともオーストラリアっぽい。

ラグビーボールくらいあるライ麦パンを厚切りにスライス。
蜂蜜をぬって、それから
オーストラリアの川から取れる
薄いオレンジ色の塩をパラパラっと振り掛けて
こんがりするまでトースト。
焼きたてライ麦パンの香ばしさがたまらない。

Simple is the best ♪

chi

Monday, September 7, 2009

世界で1つずつ


8月の最後の週末、メルボルンから北西へ2時間弱のドライブ。
行き先は...
ぶどう畑やシダの森など沢山の自然に囲まれた小さな田舎町、Healesville。

その小さな町にある、オーダーメイドのジュエリーショップ
Silvermist Studio
森の中にひっそりと佇んでいるようで
呼び鈴を鳴らすと
小人がひょっこり顔を覗かせそうな
白と淡い黄色の
ログハウス風の可愛いお店。

私達をお店に迎え入れてくれたのは
小人ではなく
宝石みたいな水色の目が印象的な
オーナーのティムさん。
私達が思い描くイメージを
そのままジュエリーという形にしてくれる。

ああして欲しい…
こうして欲しい…
あんな形がいい…
こんな色がいい…
欲張り娘の私のわがままにも
ゆっくり、丁寧に耳を傾けてくれた。
色んなアドバイスをもらいながら
イメージがどんどん具体的になっていって
何だかすごくワクワクした。

世界で1つずつ
そして私達の人生の記念のジュエリー。
出来上がる日を指折り数えながら
出来上がりを想像しながら
春の空気と同じように
気持ちがほんわかしてくる今日この頃…。

chi

Sunday, September 6, 2009

four seasons in one day


four seasons in one day
"1日の中に春夏秋冬がある"

メルボルンの天気は、よくこんな風に表現される。
このフレーズを使った有名な歌があるくらい
メルボルンの天気は、もうとっても気まぐれ。

最近ちょっと春めいてきたかなと思っていたら
突然警報が出て台風並みの嵐になったり
朝はお日様が照っていて、ポカポカしていたのに
仕事から帰る頃にはザーザー降りの雨で冬の寒さに逆戻りしたり
何とも落ち着きが無く、クルクル変わる
気象予報士泣かせのメルボルルンの天気。

天気予報によると...
明日は曇り時々雨で所により雷が落ちるかもしれないらしい。
でも、それが当たるかどうかは明日になってのお楽しみ。

chi

Monday, August 31, 2009


近所のグランドの裏に咲いていた花が
桜みたいであまりにも可愛らしかったから
誰もいないのを見計らって
駐車場の結構高い段差を、よいしょってよじ登って
枝を取って来ちゃった。
リビングに飾って petit お花見気分。
もうすっかり桜だと信じていたこのパステルピンクの可愛い花。
後からKちゃんが、桜じゃなくてプラムの花だよって教えてくれた。

今日は、日本では夏休み最後の日。
夏休みがあともう1ケ月くらいあればいいのにって思いながら
でも友達に会えるのが嬉しくて、待ち遠しくて
ちょっとドキドキしながら明日の準備をしていた日。

メルボルンでは季節の境い目の日。
今日で冬が終わって、明日からは新しい季節が始まる。
柔らかな春の日差しに包まれてお散歩したくなる、そんな心地よい季節。

chi

Sunday, August 23, 2009

distance


日本とメルボルン
約8000㎞の距離
飛行機で約10時間半

インターネットも電話もあって
日本の家族や友達と
連絡を取ろうと思えばいつでも取れるから
普段はそんなに離れているって感じない距離。

でも大切な人が病気になったり
落ち込んでいたり
反対に自分に何かあった時には
その距離がとても遠く感じる。

日本にいる大切な人達と
すぐに会って話をするには
ちょっと遠すぎる距離。

少しの間お互いの顔を見ながら
ただゆっくりお喋りするだけで
安心出来たり、笑顔になったり
元気が出たりすることだってあるのに。

ピンチの時にはいつだって
"どこでもドア” を、四次元ポケットから
タイミングよく出してくれる
ドラえもんが本当にいてくれたらいいのにって
メルボルンに来てから何度そう思っただろう...。

chi

Monday, July 13, 2009

ガーデンローズ


先日の紫陽花に引き続き、園芸の仕事をしているKちゃんから
お庭に咲いていた色んな種類のガーデンローズをもらった。

とっても可愛いらしいバラ達
花瓶に活け、窓辺に飾ると部屋の空気まで可愛くなる感じ。
すごくいい香りで、リビングがほのかなバラの香りに包まれる。

丸っこくてコロンとしたのや、花びらがレースみたいにひらひらしたの。
1つ1つ表情があって、色も香りも違っているから
眺めているだけで、そして香りをかぐだけで
何だか嬉しくなってきて、自然と顔がほころんでくる。

お花屋さんのバラは、ビニールハウスの中で大切に育てられる。
茎は真っ直ぐで丈夫、色形も揃っている。
綺麗なんだけど、でも作り物みたいで個性が無いし香りも弱弱しい。

何かを得ると、何かを失ってしまう、「+」「-」ゼロってことなのかな。

茎が短くて曲がっていても、色形が揃っていなくても
香りが良くて色んな表情を持っている
自然の中で育ったガーデンローズを飾るほうが
楽しくて明るい気分になれる気がする。

自然の力と人間の力…
私の心に効くのは、自然の方みたい。

chi

Wednesday, July 8, 2009

パンケーキ


週末、仲良しの友達とFitzroyを散策。
個性的なお店が立ち並び
これまた個性的な人達が集まってくる
ちょっとファンキーな場所。
でも可愛いお店も沢山あって
歩くのが楽しいところ。

歩き疲れて、お腹がすいてきたから
カフェ、The Fitz で Petit 休憩。
マシュマロ入りのホットチョコレートを片手に
窓越しに街行く人を眺めながら、ほっと一息。

運ばれてきた出来立てほわほわのパンケーキ。
そのダイナミックさにちょっとビックリ。
3枚重ねのパンケーキの上から
熱々の果物のソースが
お皿からあふれてきそうなくらいかかっていて
アイスクリームが2つも乗っかってる。
私達は勿論、お隣さん達もビックリ顔。
甘くてリッチ。
でもフルーツがいっぱいでなかなかのお味。

ビックリサイズのパンケーキ
友達と2人で半分こして大正解。
いくらお腹がすいていても
いくら甘いものに目が無くても
このOZ サイズ?! はとても1人では食べきれない…。
こっちのパンケーキとかケーキって
なんでこんなにボリューム満点のかな…。

chi

Monday, July 6, 2009

日本の朝ごはん


ほかほかご飯に焼き鮭、ほんのり甘いたまご焼き
箸休めのお惣菜、そして具沢山のお味噌汁。

日本の伝統的な朝ごはんがメルボルンへやって来ると
こんな風に、ワンプレートのお洒落な感じに変身。

Collingwood の、ちょっと分かり辛い場所に隠れているカフェ、CIBI
日本人の建築家のお店で、天井が高くて、窓が大きくて
太陽の光がいっぱい入ってくる気持ちのいい空間。

こっちで知り合った日本人の友達とおしゃべりの花を咲かせて
時間を気にせずゆっくり日本の朝ごはん(お昼の時間だけど)を楽しむ。
日本にいたらきっと普通に出来る事だけれど
メルボルンにいる私にはとっても貴重で贅沢なひととき。

それより何より、日本の朝ごはんって、こんなに美味しかったんだ…。

chi

Monday, June 22, 2009

季節外れ



激しい雨の中でも
どんよりした雲の下でも
まるでそんな鬱陶しいお天気が嬉しいみたいに
可憐に花開く
日本の梅雨には欠かせない紫陽花。
やわらかなパステルカラーに
梅雨時、曇り空になりがちな心も和んでくる。

先日、園芸の仕事をしている友達に
可愛いピンク色の紫陽花をもらった。
仕事でお客さんのお庭を綺麗にしたとき
庭に咲いていた紫陽花を刈り取って
もう少しでゴミ箱に捨てられそうなところを友達が救出。

冬、真っ只中のメルボルン
この時期に紫陽花が咲いてるなんて本当にビックリ。
でも、冷たい空気の中、寒さに震えながら咲いている
季節外れの紫陽花もなかなか素敵。

こんなに綺麗に咲いているんだもの
この紫陽花たちにとっては、きっと今が花盛り。
乾いた夏に咲くよりも
もしかすると比較的雨の多いこの時期をちゃんと知っていて
今までじっと待っていたのかしら。

皆と同じ時じゃなくて、自分のベストな状態の時に花開く
植物も人間も、本当はそれが一番なのかもしれない。

chi

Sunday, June 14, 2009

Surprise


ある日突然、仕事をしていると私宛に綺麗な花束が届いた。

仕事場にお花が届くなんて生まれて初めてで
しかもみんなから大注目+質問攻め。

びっくりして、嬉しくて、でも恥ずかしくて…
1日中ドキドキした。

別に誕生日とか、何かの記念日とか、特別な日なんかじゃなく
ごく普通の1日をとってもスペシャルな日に変えてくれた。

そんな彼は、魔法使いよりもすごい魔法を使えるのかも。

chi

Tuesday, June 9, 2009

メルボルン果物事情(洋ナシ編)


こちらでは、洋ナシはとってもポピュラーな果物のひとつ。
グリーンや茶色の洋ナシは季節なんて関係なく、年中食べられる。

最近、赤いきれいな洋ナシをよく見かけるようになった。
その名も Red Sensation。

他の種類よりもちょっと酸味があって
香りも良くてとっても美味しい。

ここ最近、朝食にはもっぱら、このRed Sensation。
冷え込む朝はなかなか起きられないけれど
この洋ナシを楽しみにすれば
早起きもそんなに苦じゃない気がする。

気がするだけかなぁ、やっぱり…。

chi

Sunday, May 31, 2009

石畳の道


メルボルンや、郊外の町が出来た頃に作られた石畳の道。
私が住んでいる近辺には、この石畳の道がまだ所々に残っている。
石と石の隙間から顔をのぞかせるコケが
雨に濡れて、緑が鮮やかになって、妙に可愛らしい。

この石畳の道、実はちょっと不便…。
デコボコしていて、何とも歩き難いし
ヒールを履いている時なんてすぐにつまずいちゃうし
車だと首をいためてしまうほどグラグラ揺れるし…。

でも、不便なんだけど、味のあるこの石畳の道がとっても好き。

ずっと昔から、そしてこれからもずっと
メルボルンや郊外の町を
何にも言わないでそっと見守ってくれているんだと思う。

chi

Monday, May 25, 2009

冬はすぐそこ…


メルボルンはスイセンの季節。

日本だと、スイセンは春がもうそこまで来ていることを知らせてくれる花。
でもメルボルンでスイセンを見かけるのは、寒くなってきている証拠。
だけどやっぱり香りをかぐと、「あぁ、春の香りだぁ♪」と思ってしまう。

昨日、日本にいる大切な友達の1人が
スイセンのように真っ白な白無垢を着て、お嫁に行った。
前世は双子の姉妹だったんじゃないかと思うくらい
彼女とは微妙な部分までテイストやペースが似ていて
一緒にいるとずぅーっと笑っていられる
笑顔の素敵な女の子。

同じ時期に同じような夢に向かって羽ばたいて
お互いの存在を励みに頑張ったんだけど
でも色んなことがあって、結局2人とも夢から遠ざかってしまって。

それぞれ雰囲気とか考え方のそっくりなパートナーに巡り合い
沢山のことを乗り越えて…
季節も場所も違うけれど、これまた同じ時期に
パートナーと供に新たな生活をスタートさせる。
そんな似たもの同士の私達。
おばあちゃんになっても、きっと、ずっと一緒に笑っていられるよね。


メルボルンから、いっぱいおめでとうを送ります。
いっぱい幸せになってね。

chi

Wednesday, May 20, 2009

メルボルン果物事情(イチゴ編)


果物で何が好きかと聞かれたら
迷わず「イチゴが一番すき♪」と答える…
はずだったんだけど
メルボルンではちょっとそうはいかない。

妙にカリコリするこっちのイチゴたち…。
何でなんだろう…水不足だから?
それともメルボルンの人達は
イチゴに歯ごたえを求めているのかしら。

色も形も香りも、日本のイチゴと変わらないのに
ジューシーさや甘酸っぱさが大分足りない。

こっちに来て初めてイチゴを食べたとき
その予期せぬ歯ごたえと味に
思わず一時停止してしまった。

それでもやっぱりイチゴを見つけると
ついつい手が伸びてしまう。

いつかまた言える日が来るといいんだけどな…
「イチゴが一番すき♪」って。

chi

Monday, May 11, 2009

母の日には…


母の日にはカーネーション… それは、日本の場合。

メルボルンでは…
日本のように、みんながみんなと言う訳ではないけれど
母の日には伝統的に菊の花がプレゼントされるみたい。
きっと、母の日の頃にこっちで一番綺麗に咲く花だからかな。

日本人の私は菊に対して、ちょっと悲しいイメージを抱いてしまいがち。
これまで遠ざけ気味で、あまり身近な花とは言えなかった。
でもよくみると、花火みたいな、とても華やかで綺麗な花。
それに清楚で爽やかな香り。

母の日が近づくと、こちらのお花屋さんには大輪の菊がいっぱい並ぶ。
メルボルンのお母さんたちを幸せにするハッピーな花。
私もちょっとだけ好きになってきたかも。

chi

Saturday, May 9, 2009

Paddington


シドニーのアートな町、Paddington。
メインストリートの Oxford St. を少し外れると
大好きなテラスハウスが沢山残っていて
それぞれ素敵なセレクトショップになっている。

そこで見つけた花屋+雑貨屋さん。
普通のお家をそのままショップにしたような
とっても居心地がいい空間。

センスの良いお花のアレンジや雑貨たち。
テーブルや椅子、ベッドやチェストに
所狭しと乙女心がくすぐられる小物が並べられ
その雑多な感じがとっても可愛い。

今にも「ただいま~」って、
スケッチブックを抱えたアート系のお洒落な女の子が帰ってきそうな
そんな、可愛くてお洒落で、でもお家みたいな不思議なお店。

chi

Tuesday, May 5, 2009

petit 旅


シドニーへ petit 旅行

どこまでも続く青い空
ふわふわの綿菓子みたいな雲
キラキラ眩しい海
風に乗って気持ちよさそうに海面を滑る沢山のヨット
何だかすまし顔のオペラハウス
空に大きく弧を描くハーバーブリッジ

体全体で「わぁ~」って叫びたくなるくらい綺麗な綺麗な景色
切り取ってメルボルンに持って帰って
リビングに飾りたいな。

chi

Monday, May 4, 2009

ふたつの文化


日本文化の中で育った私が
違う文化の中で生活していくのは
思っていたよりも結構大変。

言葉も、考え方も
「普通」とか「当然」だと思ってきたことも…
色んなことがなかなか自分の思うようにはいかなくて
びっくりしたり、腑に落ちなかったり
腹が立ったり、落ち込んだり、悩んだり…。

思いやりとか、細やかな気配りとか、控えめな態度とか…
日本文化では「+」とされる要素が
西洋文化では時に
「-」な要素になってしまうことだってある。

日本人の私から見ると
西洋文化の中で生きている人達は
精神的にも肉体的にも、とってもtough。

でも強くなるって難しい。
なかなか積極的にも、論理的にもなれなくて
いろんな場面で悲しくなる。
そういう悲しさとかも、誰にも理解してもらえなくて
もっと悲しくなったりする。
まだまだ修行が足りないんだろうな。

ただ、違う文化の中にいても
日本人の良いところは忘れたくない…。
日本文化と西洋文化。
ふたつを自分の中で、程よく配合できたらいいのに。

chi

Monday, April 27, 2009

秋色のメルボルン


秋色に染まったぶどうの葉。

日の光がずいぶんと柔らかくなり
空気も冷たくなってきたメルボルン。
週末、そして今日は日中でも寒いくらい。
ブランケットと温かい飲み物が1日中手放せない。
あんなに、あんなに暑かった夏…
今では何だか夢だったような気さえしてくる。

シックで落ち着きのある、秋の色と、秋の光が
メルボルンには一番似合っている気がする。

そろそろコートの襟を立てて
ブーツのヒールをコツコツ鳴らしながら
秋のメルボルンを歩いてみようかな。

chi

Sunday, April 19, 2009

オレンジ色+ひよこ色+青色


いつもと違う帰り道で見つけた、オレンジ色のブーゲンビリアと
淡いひよこ色の土壁と青色のナンバープレート。
何とも可愛い色の組み合わせに、思わず立ち止まってしまった。
太陽の光がふりそそぐ、地中海とかエーゲ海とか
そんな明るい海が見渡せる場所にありそうな、素敵な雰囲気のお家。

こっちには表札というものがなく、それぞれの家には番号が付いている。
短パンにポロシャツ、蛍光オレンジのベストを付けた体格の良い郵便屋さんが
毎日バイクで手紙を届けてくれるのだけど、名前なんて確認しなくていいから
日本の郵便屋さんよりちょっと楽チンかも。

お陰で、以前、そしてその前、そのまた前に
ここに住んでいたであろう人たちへの手紙まで、よくうちに届いてしまう。
そんな時には、
"This person no longer this address. Please update your records."
(この人はもうここには住んでいません。記録を更新してください。)
と、手紙にメッセージを添えてポストに投函。

それでもひっきりなしに届く、迷子の迷子の手紙たち…。
その多くはダイレクトメールなんだけど、でも
中には大切な人からの、大切なメッセージもあるかもしれないのに。

最後にはちゃんと、宛名の人の元に届きますように…。

chi


Friday, April 17, 2009

petit パリ気分


Williamstown の、ちょっとレトロなレンガ造りのカフェ "Breizoz"
美味しいフレンチスタイルのクレープやガレットが大人気で
お店に入った瞬間から、優しい甘い香りに包まれる。

沢山あるメニューから、悩みに悩んで
りんごとカルバドス(りんごのリキュール)のクレープ+バニラアイスを注文。
目の前でリキュールをクレープにかけてくれ、フランベしてくれる。

リキュールの風味が利いた大人味。
リキュールが馴染んでしっとりモチモチのクレープ生地と
甘酸っぱいりんごジャムと
溶けかけた甘いバニラアイスが喧嘩せずにマッチしていて
「美味し~い」と、子供みたいな笑顔で何度も言ってしまう。

時々お店のキッチンからフランス語が聞こえてきたり
店員さんがお客さんにも "bonjour" って挨拶したり
お喋りや笑い声や、食器のカチャカチャする音と一緒に
フレンチポップスが流れてきたり…。
もしパリのカフェに行ったら、こんな感じなのかなって思いながら
クレープと一緒に、パリジェンヌの気分も味わえてちょっと得した気分になった。

chi

Tuesday, April 14, 2009

海辺の町


イースターの週末、
メルボルンの南西にある古い港町、Williamstownまでpetitドライブ。
抜けるような青い空、そして海面が反射してキラキラしている海。
海岸沿いの散歩道を歩くだけで心も体も爽やかになる。
歩きながら辺りを見渡してみると…

木陰のベンチでfish&chipsをほおばる、おじいちゃんとおばあちゃん。
足元にはfish&chipsのおこぼれを狙って集まって来た沢山のカモメたち。

パパとママに手をつないでもらって
半分引きずられながらローラーブレードの練習をしているチビッコ。

「帰っておいで」って言われても、聞こえない振りして
バシャバシャ海で遊んでいるおっきな犬…

同じ場所で同じ時間を過していても、ストーリーは色々。


海辺の反対側は、古くて可愛らしい建物が沢山残っている素敵な町並み。
レストランやカフェ、ジュエリーショップが建ち並んでいる。

その一角のジェラートショップで
フランス人形みたいな女の子が手にしているジェラートの色…
目の覚めるようなスカイブルーですごいビックリした。
ソーダ味?!

空の綺麗な青い色に、ジェラートも染められちゃったのかな…。

chi

Monday, April 13, 2009

多文化な街


"Selamat pagi" … インドネシア語
"Josan" … 広東語

インドネシア語と広東語の「おはよう」。
一緒に働いている女の子たちに教えてもらった。
2人とも学生のときに、インドネシア、そして香港からメルボルンに来て
卒業後もメルボルンで生活している。
私も2人に日本語の「おはよう」を教えてあげたら
毎朝2人が私に「オハヨウ」って言ってくれるようになった。

メルボルンは230以上の国々から来た人々が暮らしている多文化な街。
朝の光がメルボルンを包むとき、一体いくつの「おはよう」が聞こえてくるんだろう。
もし私が太陽なら、朝メルボルンを照らすとき、ちょっと耳をそばだててみるかも。

chi

Saturday, April 11, 2009

ご近所さん



私が住んでいる町の、可愛いテラスハウスがある通り。

そこを通る時にはいつも足取りがゆっくりになって、
かわいらしいレース模様になっているテラスの柵を眺めながら
どんな人が住んでいるのかな…と、考えながら
いつかこんな所に住めたらいいな…と、夢見ながら
ちょっと幸せな気持ちになる。

chi

Saturday, April 4, 2009

petitメル日記


メルボルンに来て、こっちで暮らすようになって、もうすぐ4年…。
4年経つのは早かったけど、でも「暮らす」って言えるまでには長い長い道のり。
最近ようやくこっちで暮らしている感じがする今日この頃。

さて、メルボルン生活4周年の記念として「petit メル日記」を始めることに。
今までは色んな事を受け入れるのに一生懸命だったけれど、
これからは自分からちょっとずつ発信していって、日本にいる大切な人たちは勿論、
色んな人にメルボルンでの私の暮らしや思いが少しでも伝われば素敵だな…。

chi