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Wednesday, November 24, 2010

Anniversary


大切な日に、大切な人から届いた沢山の芍薬。
ふんわ〜りひらひら、私のとってもとっても、好きな花。

さっそくお気に入りのガラスの花瓶に生け、窓辺に飾った。
リビングにいると沢山の芍薬に、ついついウットリ。
気分はまるでマリーアントワネットのよう。

花は心のビタミンだって、誰かが言っていたっけ。
本当にその通りだと思う。
花がそこにあるだけで、自然と笑顔になれる気がする。
贈ってくれた人の優しい気持ちも、そうさせているのかもしれない。

1年なんてあっと言う間だった。
色んな事があって、そしてお互いにきっと成長出来た1年。
また来年も、今と同じ気持ちでこの日を迎えられますように...。

優しい色の芍薬に、思い出に残るひと時がリンクした
今日はそんな素敵な1日...。

chi

Friday, October 22, 2010


9月も終わりかけたある週末
桜の下でお茶会をした。

抹茶の緑、桜の淡いピンク、そして晴れた空のブルー
なんとも綺麗なコントラスト。

甘い桜餅と、ほろ苦い抹茶に舌鼓を打ちながら
春ってやっぱりいいなぁ…
日本人でやっぱり良かったぁ…
と、しみじみ感じる春のひととき。

メルボルンから1時間くらい東へ。
色鮮やかなシャクナゲで有名な
National Rhododendron Garden にたどり着く。
日本から15年くらい前にやって来た
桜の木が沢山あるところ。
前々から、どうしても桜の季節に行きたかったところ。

でもこの桜たち…
華やかさが無くちょっと寂しい。
日本の桜で言うと3分咲きくらい。
でもそれが、どうやらこっちの桜の満開らしい。

桜の美しさは、日本の風土が生み出す自然の芸術。
日本の気候、土壌、水質、どれが欠けても
桜は綺麗に咲くことができないのかもしれない。

はるばる海を渡って来た桜たち
きっと日本が恋しいんじゃないかな。
それでも静かに、今年も可憐な花を咲かせている。

華やかさはないけれど
でも、けなげで、とっても愛おしい。

chi

Thursday, October 21, 2010

まわり道



雨が多くて、冷たい風がビュービュー吹いて
低い雲が立ち込める灰色の重たい空…
そんな冬が、いつの間にやら過ぎ去っていたメルボルン。

「寒いね~」って言いながら待っていた春が
気がついたら、もう足早に通り過ぎようとしている今日この頃。

桜や木蓮、藤やサツキやバラ…
明るい日差しの中で、色んな花が競争しながら咲く季節。

どこからともなく漂ってくる、やさしい香りに誘われながら
今日もゆっくり、まわり道して帰ろうっと。

chi

Monday, May 17, 2010

花くらぶ ♪


メルボルン在住の大和ナデシコ3人組+OZボーイで花くらぶを結成。
毎週土曜日(時々お休み)の夜に集まり、お花のアレンジを楽しむくらぶ。
ゴージャスなウェディングブーケからプチコサージュ
モダンなテーブルアレンジ等等、テーマはその時の気分次第?!
それぞれのアレンジが完成した後は、お喋りの花も咲かせる、楽しいくらぶ。

これから少しずつ活動を別のブログで紹介していくので
どうぞお楽しみに♪

petitメル日記もお忘れなく...なかなか更新出来ていないんだけど...。

chi

Monday, August 31, 2009


近所のグランドの裏に咲いていた花が
桜みたいであまりにも可愛らしかったから
誰もいないのを見計らって
駐車場の結構高い段差を、よいしょってよじ登って
枝を取って来ちゃった。
リビングに飾って petit お花見気分。
もうすっかり桜だと信じていたこのパステルピンクの可愛い花。
後からKちゃんが、桜じゃなくてプラムの花だよって教えてくれた。

今日は、日本では夏休み最後の日。
夏休みがあともう1ケ月くらいあればいいのにって思いながら
でも友達に会えるのが嬉しくて、待ち遠しくて
ちょっとドキドキしながら明日の準備をしていた日。

メルボルンでは季節の境い目の日。
今日で冬が終わって、明日からは新しい季節が始まる。
柔らかな春の日差しに包まれてお散歩したくなる、そんな心地よい季節。

chi

Monday, July 13, 2009

ガーデンローズ


先日の紫陽花に引き続き、園芸の仕事をしているKちゃんから
お庭に咲いていた色んな種類のガーデンローズをもらった。

とっても可愛いらしいバラ達
花瓶に活け、窓辺に飾ると部屋の空気まで可愛くなる感じ。
すごくいい香りで、リビングがほのかなバラの香りに包まれる。

丸っこくてコロンとしたのや、花びらがレースみたいにひらひらしたの。
1つ1つ表情があって、色も香りも違っているから
眺めているだけで、そして香りをかぐだけで
何だか嬉しくなってきて、自然と顔がほころんでくる。

お花屋さんのバラは、ビニールハウスの中で大切に育てられる。
茎は真っ直ぐで丈夫、色形も揃っている。
綺麗なんだけど、でも作り物みたいで個性が無いし香りも弱弱しい。

何かを得ると、何かを失ってしまう、「+」「-」ゼロってことなのかな。

茎が短くて曲がっていても、色形が揃っていなくても
香りが良くて色んな表情を持っている
自然の中で育ったガーデンローズを飾るほうが
楽しくて明るい気分になれる気がする。

自然の力と人間の力…
私の心に効くのは、自然の方みたい。

chi

Monday, June 22, 2009

季節外れ



激しい雨の中でも
どんよりした雲の下でも
まるでそんな鬱陶しいお天気が嬉しいみたいに
可憐に花開く
日本の梅雨には欠かせない紫陽花。
やわらかなパステルカラーに
梅雨時、曇り空になりがちな心も和んでくる。

先日、園芸の仕事をしている友達に
可愛いピンク色の紫陽花をもらった。
仕事でお客さんのお庭を綺麗にしたとき
庭に咲いていた紫陽花を刈り取って
もう少しでゴミ箱に捨てられそうなところを友達が救出。

冬、真っ只中のメルボルン
この時期に紫陽花が咲いてるなんて本当にビックリ。
でも、冷たい空気の中、寒さに震えながら咲いている
季節外れの紫陽花もなかなか素敵。

こんなに綺麗に咲いているんだもの
この紫陽花たちにとっては、きっと今が花盛り。
乾いた夏に咲くよりも
もしかすると比較的雨の多いこの時期をちゃんと知っていて
今までじっと待っていたのかしら。

皆と同じ時じゃなくて、自分のベストな状態の時に花開く
植物も人間も、本当はそれが一番なのかもしれない。

chi

Sunday, June 14, 2009

Surprise


ある日突然、仕事をしていると私宛に綺麗な花束が届いた。

仕事場にお花が届くなんて生まれて初めてで
しかもみんなから大注目+質問攻め。

びっくりして、嬉しくて、でも恥ずかしくて…
1日中ドキドキした。

別に誕生日とか、何かの記念日とか、特別な日なんかじゃなく
ごく普通の1日をとってもスペシャルな日に変えてくれた。

そんな彼は、魔法使いよりもすごい魔法を使えるのかも。

chi

Monday, May 25, 2009

冬はすぐそこ…


メルボルンはスイセンの季節。

日本だと、スイセンは春がもうそこまで来ていることを知らせてくれる花。
でもメルボルンでスイセンを見かけるのは、寒くなってきている証拠。
だけどやっぱり香りをかぐと、「あぁ、春の香りだぁ♪」と思ってしまう。

昨日、日本にいる大切な友達の1人が
スイセンのように真っ白な白無垢を着て、お嫁に行った。
前世は双子の姉妹だったんじゃないかと思うくらい
彼女とは微妙な部分までテイストやペースが似ていて
一緒にいるとずぅーっと笑っていられる
笑顔の素敵な女の子。

同じ時期に同じような夢に向かって羽ばたいて
お互いの存在を励みに頑張ったんだけど
でも色んなことがあって、結局2人とも夢から遠ざかってしまって。

それぞれ雰囲気とか考え方のそっくりなパートナーに巡り合い
沢山のことを乗り越えて…
季節も場所も違うけれど、これまた同じ時期に
パートナーと供に新たな生活をスタートさせる。
そんな似たもの同士の私達。
おばあちゃんになっても、きっと、ずっと一緒に笑っていられるよね。


メルボルンから、いっぱいおめでとうを送ります。
いっぱい幸せになってね。

chi

Monday, May 11, 2009

母の日には…


母の日にはカーネーション… それは、日本の場合。

メルボルンでは…
日本のように、みんながみんなと言う訳ではないけれど
母の日には伝統的に菊の花がプレゼントされるみたい。
きっと、母の日の頃にこっちで一番綺麗に咲く花だからかな。

日本人の私は菊に対して、ちょっと悲しいイメージを抱いてしまいがち。
これまで遠ざけ気味で、あまり身近な花とは言えなかった。
でもよくみると、花火みたいな、とても華やかで綺麗な花。
それに清楚で爽やかな香り。

母の日が近づくと、こちらのお花屋さんには大輪の菊がいっぱい並ぶ。
メルボルンのお母さんたちを幸せにするハッピーな花。
私もちょっとだけ好きになってきたかも。

chi