Showing posts with label うちの周り. Show all posts
Showing posts with label うちの周り. Show all posts

Sunday, May 31, 2009

石畳の道


メルボルンや、郊外の町が出来た頃に作られた石畳の道。
私が住んでいる近辺には、この石畳の道がまだ所々に残っている。
石と石の隙間から顔をのぞかせるコケが
雨に濡れて、緑が鮮やかになって、妙に可愛らしい。

この石畳の道、実はちょっと不便…。
デコボコしていて、何とも歩き難いし
ヒールを履いている時なんてすぐにつまずいちゃうし
車だと首をいためてしまうほどグラグラ揺れるし…。

でも、不便なんだけど、味のあるこの石畳の道がとっても好き。

ずっと昔から、そしてこれからもずっと
メルボルンや郊外の町を
何にも言わないでそっと見守ってくれているんだと思う。

chi

Monday, April 27, 2009

秋色のメルボルン


秋色に染まったぶどうの葉。

日の光がずいぶんと柔らかくなり
空気も冷たくなってきたメルボルン。
週末、そして今日は日中でも寒いくらい。
ブランケットと温かい飲み物が1日中手放せない。
あんなに、あんなに暑かった夏…
今では何だか夢だったような気さえしてくる。

シックで落ち着きのある、秋の色と、秋の光が
メルボルンには一番似合っている気がする。

そろそろコートの襟を立てて
ブーツのヒールをコツコツ鳴らしながら
秋のメルボルンを歩いてみようかな。

chi

Sunday, April 19, 2009

オレンジ色+ひよこ色+青色


いつもと違う帰り道で見つけた、オレンジ色のブーゲンビリアと
淡いひよこ色の土壁と青色のナンバープレート。
何とも可愛い色の組み合わせに、思わず立ち止まってしまった。
太陽の光がふりそそぐ、地中海とかエーゲ海とか
そんな明るい海が見渡せる場所にありそうな、素敵な雰囲気のお家。

こっちには表札というものがなく、それぞれの家には番号が付いている。
短パンにポロシャツ、蛍光オレンジのベストを付けた体格の良い郵便屋さんが
毎日バイクで手紙を届けてくれるのだけど、名前なんて確認しなくていいから
日本の郵便屋さんよりちょっと楽チンかも。

お陰で、以前、そしてその前、そのまた前に
ここに住んでいたであろう人たちへの手紙まで、よくうちに届いてしまう。
そんな時には、
"This person no longer this address. Please update your records."
(この人はもうここには住んでいません。記録を更新してください。)
と、手紙にメッセージを添えてポストに投函。

それでもひっきりなしに届く、迷子の迷子の手紙たち…。
その多くはダイレクトメールなんだけど、でも
中には大切な人からの、大切なメッセージもあるかもしれないのに。

最後にはちゃんと、宛名の人の元に届きますように…。

chi


Saturday, April 11, 2009

ご近所さん



私が住んでいる町の、可愛いテラスハウスがある通り。

そこを通る時にはいつも足取りがゆっくりになって、
かわいらしいレース模様になっているテラスの柵を眺めながら
どんな人が住んでいるのかな…と、考えながら
いつかこんな所に住めたらいいな…と、夢見ながら
ちょっと幸せな気持ちになる。

chi